WHY
~優しさ…~
 夕方からは、体育館で夜の21時までの練習で、スパイク連打や、レシーブ何十通りの練習に体育館の床は

 それこそ汗の海となった




 私たち2年生は2度目なのである程度予想はついていたものの、1年生は初めての経験でそれはそれは

 キツイものとなった。途中で吐き出す者、意識不明近くになる者様々な変化のする者がいて、それらのメンバーの

 処置にあたるのもなかなか出来ないまま、練習はとめどなく続いた…




 監督の激しい罵声は誰も居ない事に天井ま怒声が響き渡り、さらなる威圧感を与えた

 猛練習はこれでおしまいということで、最後は体育館を何十週も周り、さすがの初日はこれにて終えた…

 ここからだ儀式の始まりは…

 夕食も終わり、下級生から風呂に入る事にしている私たちは、向こうの方から同学年の”真由美”から

 「なんか、監督が読んでるってよぉ~」

 と… こんなときにもかぁ~かなり青ざめる私は、渋々監督がいる、別棟で、渡り廊下のある、5回の書道室
 まで向かうことにした。

 そこには、何もなく布団が敷かれているだけで、荷物も綺麗にまとめてあった

 幾度となく、こんな場面を経験している私としては、どうすべく事も出来ず、ただ立ちすくむ

 体は本当に疲れていて、動かない状況で…

 
 「座れ、話しがある。」やみくもにそういうと、言うとおりにし、神妙な顔つきでこう言った・

 「実は、妻が急に倒れて、おまえに家の面倒を見てもらいたい、さっきお前のお母さんにも言ったんだが、

 快くOKしてもらった」

 …絶句、言葉を失ったとはこの事だ…

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