AveniR-アヴニール-
「ただ、仮にあいつが生き残ったとしても

能力に目覚めて 村を壊したりしないかが心配なだけだ。」

俺がそう言ったら、

リフィルはふうんと答えた。

「まあ、レシオが目覚めたとしても、

簡単には使いこなせないから

暴走してもブライアンが止めてくれる。

一応、アタシらも早めに村に行くさ。

その為にさっさと仕事を終わらせに行くぞ、ディクソン。」

リフィルはそう言って、

俺の頭に軽く手を置いた。
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