AveniR-アヴニール-
ブライアンがそう言うと、

俺は

「……変な理屈だ。意味がわかんねえ。」

と言い捨てた。

すると、ブライアンはまた大声で笑い、

「ああ、そうか!けどな、レシオ。」

そしたら、彼は急に優しい表情をして、

「お前があの国で辛い思いをしたって事は

よく分かったぜ。」

俺の火傷(ヤケド)した腕を

軽くさすってくれた。

「同情ならいらねえ。」

俺はそう言い放った。

「あはは!とことんツンツンしてるなあ!
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