AveniR-アヴニール-
第3章

レシューク内の一時~Ⅱ~

※ディクソンSide

レシュークの仕事が

1日早く終わったため、

リフィルが早めにレシオを迎えに行こうと提案する。

今は深夜で

他の仲間たちは眠っている。

僕は遠慮なくリフィルを名前で呼んだ。

「リフィル、これからレシオをどうする気だ?」

そしたら、リフィルは首を傾(カシ)げ、

「どうするって、何が?」

と聞いてきた。

「いや、いくら俺らが人助け専門だからって

一般人をずっとトレーラーの中にいさせる訳にはいかないだろう。

俺たちのやってる事は

危険と隣(トナ)り合わせだし…。」
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