AveniR-アヴニール-
クソアマは真面目な顔で

そう問いかけた。

言われてみれば、

俺自身の目でデトリの村を知った訳ではなかった。

「いや…、授業で教わっただけだ。」

俺はそう答えた。

「だろうね。

人間ってのはそういうもんだ。

目先の情報を信じこんで、

真実を知ろうとしない。

今のアンタみたいなもんさ。」

「なっ…!何が言いてえんだよ!」

なんかバカにされたみてえで

腹が立った。
< 97 / 180 >

この作品をシェア

pagetop