夢道
私はコウさんのもとに
駆け寄ろうと、
立ち上がろうとしたとき、
コウさんがぶつかったものの姿を見た。
「ユイ!!」
そう言って
駆け寄ってくる。
私の目の前まで
やってきたその人の服は、
泥とかついて
汚れていた。
「探したよ…」
そう言う声は
少しだけ震えていた。
「ごめんなさい…。」
そう言いながら、
私は立ち上がった。
「俺への心配はないんかいっ!
倒れてる俺をほっといて」
コウさんがそう言いながら、
ノイさんの背中を
思いっきり叩いた。