夢道
「良かったな…ノイ…」
コウさんが
ノイさんにそう言っていた。
コウさんも
すごく嬉しそうな表情をしていた。
「そんなに服汚して。
ノイ必死だったんだな。」
コウさんが呟いた。
「うん。
ユイ…おかえり…。」
ノイさんの優しい声が
聞こえてきた。
「ただいま…
遅くなってごめんなさい。」
「いいよ。
ユイが帰ってきてくれたんだから。
でもこれからは俺も誘って?」
ノイさんはそう言って、
笑いかけてくれた。
「分かった。
今度一緒に行こう?」
「うん。」
どこへ行くかは言わなかったけど、
ノイさんは
迷わず返事をした。