神の見た世界
神は一体どちらの味方なんだ。人間か。人間以外の動物か。
しかし、人間も遥か昔には野性動物たちと同じように狩りをして食料を得ていた。石で作った槍なんかを駆使して、その日一日分の食料を確保していた。なのに、いつからか人間はもっと多くの食料を欲しがり、どうせ食い尽くせるはずもない大量の食料を確保するようになっていた。
こんな、世界を神は予測していたのだろうか。いや、もしかすると神が予測していたよりも遥かに高い知能を人間は手に入れてしまったのかもしれない。その欲深さ故に。


あの時香織は本当に考えたこともなかったのだろうか。自分が神だとしたらどんな世界を作り上げるのか。
きっと、あの無邪気な笑顔の裏であいつはとんでもなく無茶苦茶な世界を想像していたのかもしれない。例えば、「誰も争わない地球にしてたと思う」だとかそんな感じのことを考えていたのかもしれない。だが、とんでもなく無茶苦茶ではあるが、多くの人間が心のどこかで願っていることかもしれない。


俺はいつか神に会ったら聞いてみたい。
こんな世界を本当に望んだのかと…。
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