とけるほど〜愛して。カナと真一 編
真くんの意地悪
「真くん。そろそろ帰るね。」
持ち帰りの仕事あるし、明日は家で
仕事するから。」

「帰る?ここで仕事したら?
資料も、必要な画像も俺のpcに入ってるから。」
「着替えも無いし、仕事に集中したいから…。ごめんなさい。」
「わかった。じゃ、
俺がカナの家行くよ」

「いや、そうゆうことじゃなくて…。」
「何?ダメなわけ?」

真くんの押しに弱い私は「では、一緒に行きますか…。?」

真くんの車で私ん家へ。

真くんも結局、次の会議で使う資料作り
私は、アクセの新しいデザインを描いていた。今度のは、結婚する人がターゲット。
重すぎ、それでいて高貴な雰囲気を出した指輪。
色々考えたけど、原点に戻って
私が憧れるピンクダイヤ
ハートを型取った。

「うーん。疲れた。」
ミルクティーでも淹れよう。」

部屋を出てキッチンへ。

リビングのテーブルで真がキーボードをたたく音。
仕事の時は、黒ブチのメガネをかける。
すっと通った鼻筋、横顔
かっこいい…。

何か見惚れちゃった。
真くんには、珈琲。

そっと近づいて、「珈琲どうぞ。」
「お〜。サンキュー。」
「進んでる?」 「ぼちぼちだなぁ。」
「私も…。」
「夕食どうする?」
「そうだなぁ〜。」
「カナ、明日の支度して、このまま俺ん家戻ろう!」
「家からの方が、会社まで近いし、
カナ…なかなか起きれないだろ?少しはゆっくり出られるぞ?」

「えへへっ」笑って誤魔化した
図星なので、反撃は、あえなく撃沈。


真くんの車でマンションまで戻ってきた








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