星が綺麗ですね…
言えなかったことなんて今までなかったのに。
朝目がかめてから夜ねるまで、ずっと健吾のこと考えてるのに、そんなことすら言えないんて。

そんなことを、由美に相談したら、恋?好きになっちゃった?とか言うし、そうなのかな?

だとしたら、花奈に言えば健吾は諦めてくれるだろうし、無理矢理でも、くっつけてくれたり、応援してくれるだろう。

そうだよ。それでいいんだよ。

「ねぇ、花奈。」

「あ、美月、お久しブリ(´ε` )」

「あのさ、、健吾なんだけど、諦めてくんない?」

「いきなりなによ?どうしたの?」

「健吾は…私の彼氏にするの。」

そう。無理矢理でも付き合うから。
絶対に。
渡さない。
誰にもね。

「やだ。よ、」

え?今、ヤダっていった?
花奈のクセに生意気な。
今まで全てにおいて私に負けてきたのに。

「やだよ。好きな人をそんな簡単に諦めたくない。」

好きな人?こいつ本気で言ってんのか?恋だのあいだの勝手に語ってろよ。すぐに、、、ぶっ壊してやる。


「あそ。じゃあ、絶交で。」

悲しいだろうね、親友だって私のことみんなに自慢してたのに。
ばいばい。花奈。

しばらくして教室に戻ると、

健吾が落ち込んでいた。

「どうしたの?」

「なんかね、健吾いきなりもう私とかかわらないでって花奈から言われたんだって。」

涼介、お前に聞いてないよ。

へぇ〜そんなことしたところでもうお友達じゃないのにね(笑)


数日たって、健吾達がなかわるくなったって噂はすぐに広まった。

「今日は遠足ぅぅぅ!!」

「美月張り切りすぎ。」

「だって!動物園楽しみぃィィいいい!」


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