男装騎士~あなたの笑顔護ります~
太陽の光が眩しくて目が覚めた。
あれ?
カーテンは閉めてたはずだから、こんなに眩しくなるはずないのに。
「え・・・?」
私は目を見開く。
目に映った光景は全く見覚えのない場所だった。
噴水がある広場。
レンガ造りの建物が並ぶそこは、まるで外国のよう。
なんでこんなところにいたんだろう。
部屋のベッドで寝ていたはずなのに。
寝ぼけてにしてはあまりに見覚えがなさすぎる。