あなたの優しさが…雅樹の想い




朝起きると

美咲は俺の腕のなかで

スヤスヤ寝ている。


起こさないように

美咲にキスをして

ベッドから抜け出し

リビングへ行く。



「おはようございます」


『あぁ、悪いな…大東』


「いえ、大丈夫です」


美咲は朝起きれなくなった。


それは俺に原因がある。



毎日、美咲を抱いている。

明け方近くまで…


だから

起きなくていいんだ。


じゃないと



美咲の寝顔を

見れねぇから。
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