あなたの優しさが…雅樹の想い




俺と大東が席を立つ。


志乃さんの家を出ようとした



「ゆかりは元気にしてる?」


志乃さんが聞いてくる。


『志乃さん…お袋と知り合いなのか』


俺は大東に目をやると

大東も驚いていた。


「忘れるのも無理ないね…まーちゃん」



まーちゃん…


俺は記憶を辿った。




俺がまだ幼稚園ぐらいの時だ…

お袋と出かけた記憶…


俺と

お袋と…



…志乃さん…
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