あなたの優しさが…雅樹の想い




『ばーちゃん』



「思い出したか、すごいね」


ばーちゃんと1度しか会ったことがない。

けど、俺は

あの日が楽しかったんだ。


『お袋…元気だよ』


「私の事は黙っとくんだよ」



ばーちゃんは

そう言って


俺の頭を撫でた。



『また、会いにきます』



そう言って

頭を下げ

ばーちゃんの家を後にした。
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