あなたの優しさが…雅樹の想い




車でマンションへ向かう



「志乃様のことは、知りませんでした」

「申し訳ありません」

そう大東が謝ってくる


『いや、調べても、無理な域だ』


お袋は…


ばーちゃん似だな。


そう思うと

笑ってしまう。


「美咲様と出会ってから、若は変わりました」


『そうか?』


「よく笑いますし…それに…」


「美咲様と一緒だと、よく眠れてますね」


『見てんのかな?』


「若を見ていたら、わかります」

「これでも、若の側近ですから」


そう言って笑ってる大東。
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