.:*・'仮恋〜甘い声で惑わす君〜.:*・'



「なんだよ、想羅・・」



「なんだよ、じゃねぇよ!お前、今日俺と遊ぶ約束してたじゃねぇかよ!」



「あぁ・・・それ、パス。
俺今日、優実と予定あるから」



当たり前だと言うようにさらっと答える恭弥。



てゆうか、そんなこと言っていいの!?



あたふたとするあたしを見て、想羅くんがこっちをじろっと見てくる。



「ふぅーん、これが噂の優実ちゃんね」



ニヤッと笑って、ふむふむと頷く。



う、噂の・・・?



「そうだよ、だからパス」



「んじゃ、納得だわ。
優実ちゃん、俺、高木想羅(たかぎそら)。よろしくねっ!」



「あっ、よろしくお願いします・・」



手を握られ、ぶんぶんと振り回される。



「おい、想羅。優実、困ってるだろ」


< 59 / 64 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop