秘密がばれても困らない
って、考えてる場合じゃない!
早く見回りしないと・・・。
んー、どこからしよーかな?
「んー、やっぱり、一番遠い場所からがいいかな?遠いと人がよりにくいから、溜まりにくいんだけ、そういう場所も好む奴もいるからなぁー。」
私は、歩きながらどこから見回りするのか考えていた。
この時、考えていた事が口に出ていた事に気づかなかった。
学校に人が誰もいないと思っていたから。
だから、気づかなかったんだ、口にしていた言葉を、1人の男子生徒に見られていたなんて・・・。
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