奇跡の歌姫【下】
「僕は愛歌ちゃんが産まれた瞬間に立ち会ったからね?それに、和樹に愛歌ちゃんのことを頼まれてるし。この8年は和樹の事を思い出させるからって離れてたけど、第2の兄みたいなものなんだよ、僕は。」
…黒い。
黒いよけーちゃん!
でも…、
「けーちゃん、私の為に会わないでいてくれたんだ…。ごめんね、私が弱かったから。」
「気にしなくていいよ、愛歌ちゃん。それに、弘樹さんから色々話を聞かされてたからそんなに離れていた気にはならなかったしね。」