不機嫌な彼のカミナリ注意報2
というか、笹岡さんは“白”だと言っていたけれど、真実はどうなのだろう。
今、尋ねてみようか……いやいや、聞けない。
そこまで私が立ち入ることではないから。
もう、それは“黒”だ。
私の中で勝手に黒だと断定しておくことにする。
「私ね、緒川さんと付き合ってるのかなと勘ぐってたの。だから今日、一緒に笹岡さんを説得してほしいと頼んで、反応を見たのよ。本当に付き合ってたら、その場でなにか言うと思ったから」
「え?!」
「姑息なことをしてごめんなさい」
「いや、付き合ってないよ! お互いそんな気持ちは微塵もないからね。たしかに笹岡さんはイケメンだけど……恋人がいるのに、皆口さんに思わせぶりな態度を取るなんて酷い人だよ!」
どうして皆口さんが私に謝るの。
謝らなきゃいけないのは、笹岡さんだと思う。
そして、共犯者である私も同じ。
今、尋ねてみようか……いやいや、聞けない。
そこまで私が立ち入ることではないから。
もう、それは“黒”だ。
私の中で勝手に黒だと断定しておくことにする。
「私ね、緒川さんと付き合ってるのかなと勘ぐってたの。だから今日、一緒に笹岡さんを説得してほしいと頼んで、反応を見たのよ。本当に付き合ってたら、その場でなにか言うと思ったから」
「え?!」
「姑息なことをしてごめんなさい」
「いや、付き合ってないよ! お互いそんな気持ちは微塵もないからね。たしかに笹岡さんはイケメンだけど……恋人がいるのに、皆口さんに思わせぶりな態度を取るなんて酷い人だよ!」
どうして皆口さんが私に謝るの。
謝らなきゃいけないのは、笹岡さんだと思う。
そして、共犯者である私も同じ。