不機嫌な彼のカミナリ注意報2
「なんなのよ! あの女が勝手に勘違いして嫉妬して、寧々に当たってるだけじゃないの!」

 真那は友達だからそう言ってくれるけれど、清瀬さんからしたら自分の彼氏の近くにいて、なおかつ仲良さそうにしている女がいれば気分が悪いだろう。

 だから、そのことに関しては私の過失だ。多少キツめに文句を言われても受け止めて謝らざるをえない。
 だけど、風見さんの件はつらい。

「風見さんが清瀬さんのマンションに行ったらしいの」

 私が力なくそうつぶやいて、先ほど追加で頼んだレモンサワーを口にすると、ふたりが絶句して固まった。

「いや……いくらなんでもそれは間違いじゃないかな?」

「そうよ! 風見太雅があの性悪女に靡くとは思えないわよ」

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