不機嫌な彼のカミナリ注意報2
お蕎麦を食べ終わって、心も身体も満たされてお店を出たとき、藤野くんが立て替えてくれた私のお蕎麦代を支払おうとしたのだけれど、「いいよ、これくらい」と言って受け取ってくれない。
だけど、そういうわけにはいかない。
ただの同僚同士が一緒に昼食を食べるだけだというのなら、私の分を支払ってもらう理由がない。
たかがお蕎麦代。
そうかもしれないけれど、それだって塵と積もれば何とやら、だ。
前に笹岡さんには理由があって高級ランチをご馳走になったけれど。
あれだって、あとであんな目に合うのなら断るべきだったと、今更ながらに思う。
「藤野くん、自分の分は自分で払うよ」
「ほんとにいいって。今日は俺の奢り」
「そんなことしてもらったら悪いよ! もう藤野くんとお昼ご飯を食べられなくなっちゃう!」
だけど、そういうわけにはいかない。
ただの同僚同士が一緒に昼食を食べるだけだというのなら、私の分を支払ってもらう理由がない。
たかがお蕎麦代。
そうかもしれないけれど、それだって塵と積もれば何とやら、だ。
前に笹岡さんには理由があって高級ランチをご馳走になったけれど。
あれだって、あとであんな目に合うのなら断るべきだったと、今更ながらに思う。
「藤野くん、自分の分は自分で払うよ」
「ほんとにいいって。今日は俺の奢り」
「そんなことしてもらったら悪いよ! もう藤野くんとお昼ご飯を食べられなくなっちゃう!」