不機嫌な彼のカミナリ注意報2
「家に上がる? なぜだ」

「お茶でも淹れます」

「別に俺と茶を飲みたいわけでもないだろう?」

「風見さん……意地悪ですね。帰らないでほしいだけです」

 だからいったいなんのマネなんだ。
 と、堂々巡りの問いかけをしそうになって、とりあえず息をのんだ。

 俺はお前に興味はないし、お前だって俺に興味などない。そうだろう? 清瀬。

「今日、俺を無理やり飯に誘ったのはこのためか?」

「………」

「塚原のことで相談、っていうのは口実なんだな」

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