不機嫌な彼のカミナリ注意報2
「あ、ああ……ごめんなさい! ランチを断る口実に、皆口さんとお弁当を食べるなんて嘘を……」
清瀬さんから離れて通路のはずれでふたりになると、私はペコリと皆口さんに頭を下げた。
事情があったとはいえ、彼女を利用してしまったことに変わりはないから。
「良かったら、本当に一緒に食べませんか?」
「え、でも……悪いですよ」
「ふたり分作ってきちゃったし……これ、ひとりで食べるのも虚しいので」
「………」
苦笑いでランチボックスを少し掲げられれば、笹岡さんの共犯者である私はなにも言えなくなってしまう。
「じゃあ、お言葉に甘えて」と申し出を受け入れると、営業部内の休憩室まで案内された。
「うわっ! すっご~い!!」
思わずそんな感嘆の声をあげてしまうほど、皆口さんの手によってお弁当の蓋が取り除かれると、その中身はまさに宝石箱のようだった。
びっしりと、色とりどりにおかずが綺麗に並べられている。
清瀬さんから離れて通路のはずれでふたりになると、私はペコリと皆口さんに頭を下げた。
事情があったとはいえ、彼女を利用してしまったことに変わりはないから。
「良かったら、本当に一緒に食べませんか?」
「え、でも……悪いですよ」
「ふたり分作ってきちゃったし……これ、ひとりで食べるのも虚しいので」
「………」
苦笑いでランチボックスを少し掲げられれば、笹岡さんの共犯者である私はなにも言えなくなってしまう。
「じゃあ、お言葉に甘えて」と申し出を受け入れると、営業部内の休憩室まで案内された。
「うわっ! すっご~い!!」
思わずそんな感嘆の声をあげてしまうほど、皆口さんの手によってお弁当の蓋が取り除かれると、その中身はまさに宝石箱のようだった。
びっしりと、色とりどりにおかずが綺麗に並べられている。