いろいろなお話

鏡の世界2




私は役者の伊藤 まりの

今日は泣く演技がダメだと注意された

いまから練習しようかな…そうだ鏡を使おう

そうしたら自分のどこがダメなのか良く分かるから

「ひっ…く…ぐすっ…」

って下向いてるからわかんないや

「くすっ」

何してるんだろう…

こんなの考えればすぐわかるのに…

私は自分のした行動がおかしくて笑ってしまった。

鏡の前でわらったので鏡の中にいる私もわらっていた



今日は私の出た映画のあいさつがあるから綺麗に着飾らないと…

私は鏡の前でくるくると回る

鏡の私も同じようにくるくると回る

「よしっ綺麗にできた気がする!」

私は鏡の前でドヤ顔をした



私は鏡に手を合わせる

「鏡の世界 っていうのがあって向こうからは私が見えて私からは向こうが見えない…そんなのがあればいいのに…」

想像が膨らんでいく

「あ、いけないっもう行かないといけない!」

思い出して慌てて用意して外に行く

今日は映画がおわったら映画関係者と旅行に行く

すごく楽しみ

「じゃ、行ってきます。」






ーfinー
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