ツンデレ専務と恋人協定
「今日、お前の家に泊まるからな?」

「え?」


いきなり泊まるってどういうつもりなの?
同棲と関係ないんじゃ…。


「同棲は反対されたけど、一緒にいるのはいいって言ってたよな?」

「まさか、私の家に泊まって事実上の同棲とか狙ってないですよね?」


頭のキレる専務だからなんか企んでる気がする。

確かに会長は同棲は反対していたけど、付き合うことは認めてくれた。


「そんなこと考えてねぇよ。どうせお前に反対される」


私の性格をいつの間にかしっかりわかってくれてる専務。

お金を借りてしまったせいで専務にいろいろ我慢さてしまっていて本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになる。


「そんな顔すんなよ。同棲待ってやるって言ってんだから」

「本当にごめんなさい」

「もう謝らなくていい。そのかわりお前の家でたっぷり奉仕してもらう」


奉仕ってなに?
っていうか、本当に来るつもりなんだ。

部屋は相変わらず散らかってるけど、専務と一緒にいたいって気持ちの方が大きい。

私たちは夜の真っ暗な会社をふたりで出て、私のマンションへと向かった。
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