ツンデレ専務と恋人協定
だけど、やるしかないんだよね。
頑張ろう!

仕事を頑張っていっぱい稼いでお姉ちゃんに恩返しするのが私の目標だもん。

その目標を達成するまでは大丈夫。頑張れる。


シャワーを終え出ると、さっそく携帯で求人情報を検索していた。

すると、お姉ちゃんから電話がかかってきた。

「はいはい!」


『栞奈?急で悪いんだけど、店手伝いに来れる?』

「行けるけど、どうしたの?」


急いでいるのかちょっと早口でお姉ちゃんが電話口で話してる。

何かあったのかな?


『バイトの子が急に休むって連絡があったんだけど、今日予約も入っていて来てくれると助かるんだけど』

そういうことか。

私はすぐに準備して行くと伝えて電話を切った。

今までお店を手伝いに行ったことはあるけど、こんな急に頼まれるのは初めてだった。

たまにバイトさんの都合がつかないとかで週末に駆り出されたとかあったけど。

まあ、私が仕事をしていたから平日とかは遠慮して頼めなかったのかな。

私は準備をしてお姉ちゃんの店に行った。

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