インターネットの歌い姫



「ねえ、君、これ君のでしょ…?」

と彼の手に持っているものをみると


『そ、それは...!』


それは落としてしまったあのアクセサリーだった。


『なぜあなたがもっているのですか!?』


「クスッさぁ、なぜだろう...?」


『私のです!返してください...!』


背伸びしてアクセサリーを奪おうとするとひょいっと上に手をあげられ、彼との顔との距離が近くなった。


「クスッ積極的だね...?俺とキスでもしたい…?」


『ふざけないでください!私のです!かえせ…!』


声を張り上げてにらんで見せた。


「おーこわいこわい…そんな怒らないでよ。...俺とゲームしようか?」


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