先生と太陽。
プルルルルルル
―「はい...」
何回か呼び出し音が鳴った後、ある男性がでた
「もしもし...栄一郎さん...私です、心です」
私が声を震わせながら言う
「ああ...心か」
私の愛しい人...栄一郎さんは明らかに困った様につぶやいた
「あ...夜中にごめんね。声が聞きたくて...」
「心...夜に電話は止めてって俺言ったよね??」
「あ...うん」
ごめんなさいと言おうとした時
受話器の向こう側から聞こえてしまった小さなかわいい声
「ぱぱぁ――おトイレ〜」
「ああ、咲。すぐ行くからね。...ごめん。そういう事だから。...心??...心??」
私の頭の中はぼーっとして、気づいたら私の方から電話を切っていた