これは絶対に恋じゃない



「えっと!あ!そういえばさっき広瀬くん、もう一人遅れてくるって言ってたけど…なかなか来ないね、その人」



「あ…あぁ。アイツねー。普段、こういうの絶対来ないのに人数合わせで無理に誘っちゃったからさ。もしかしたら、今日来ないかもしれないんだよね」



「…へぇ。そうなんだ」



気まずい雰囲気を払拭したくて、パッと思いついた話題を広瀬くんに振ってみたのだが、思わぬところで私はその人にいくらかの興味を持った。


だって、


…その人も、こういうの苦手なのかな?


もしかしたら、仲良くなれるかも…。



私と同じような人が他にもいたのだから。



…どんな人なんだろう。ちょっと会ってみたいかも。
   






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