最後の恋愛Ⅱ
「大麦の気持ちが、分からない。」

大麦は、含み笑って言う。

「これだけストレートに言ってるのに?」

そう、それはね。

そこは、ストレートですよ?

そこは、分かってます。

「じゃなくてっ、大麦がどうして私を選ぶのか、分からないって言ってるの。」

それだよ。

だって、大麦のタイプとは全然違う私のことを、どうしてこんなに好きって思ってくれるの?

7歳も年上だし・・・

正直、如月さんとの方が、お似合いだと思う。。。

「大和には、分からないかもな。」

・・・?

大麦の腕の中で、私は首をややかしげた。

「お前、男運悪すぎるから。」

・・・

ああ、そうですね。

それは、正しいですよ。

ハルにしろ、それまでの男にしろ・・・

私は、どっちかっていうと、自分から好きになって、エッチした流れで付き合い始めて・・・それから、貢いじゃったりもしちゃって、無理してその人に合わせてみたりもして、結果的に二股されてフられる・・・がパターン化していた事実があります。

・・・

嫌になるくらい、日下部さんの言ってたことそのままで哀しくなるけど・・・

男の人から好き、好きって、猛アプローチを受けたことなんか、一度もないし・・・。
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