最後の恋愛Ⅱ
・・・
しかも、頂上でキス(ハートマーク)とか想像する前に、週末には大麦に返事しないといけないんだ。
・・・
お付き合いしますって・・・
ああああああああっ、もうっ!!!!
とにかく今は、仕事、仕事!
私は、目をぎゅっと瞑って自分を律した。
ごほん
その咳払いにパッと目を開ける。
と、そこにいたのは日下部さん。
にっと微笑んで言う。
「準備、できました。」
「あ、ああ、そう。ありがと。」
まずいまずい。
紅くなって瞑想してたら、何を考えてたのかこの恋愛熟練者にはすぐにバレてしまう。
けど、日下部さんは、にまついた顔を整えるみたいに自分の頬を叩いて続けた。
「えっと、会議資料の最終チェックしたいから、ちょっと来て欲しいって所長が。」
・・・
「え?」
「え、じゃなくてですね・・・」
と、日下部さんは気まずげに眉を寄せた。
あ・・・
「あ、え、・・・や。」
顔がカッと紅くなるのを感じる。
日下部さんはごほんと咳払いして続けた。
「仕事場で私的なことはしないでくださいよね。」
「そっ!」
そんなことするわけないでしょ―と言い返す前に、日下部さんは、ふっと、微笑を浮かべて席へ戻る。
それを見送って、私はふうとため息をつき立ち上がった。
何故か、ドキドキしている自分を抑えつつ、大麦の待つ、第2会議室へ―。
しかも、頂上でキス(ハートマーク)とか想像する前に、週末には大麦に返事しないといけないんだ。
・・・
お付き合いしますって・・・
ああああああああっ、もうっ!!!!
とにかく今は、仕事、仕事!
私は、目をぎゅっと瞑って自分を律した。
ごほん
その咳払いにパッと目を開ける。
と、そこにいたのは日下部さん。
にっと微笑んで言う。
「準備、できました。」
「あ、ああ、そう。ありがと。」
まずいまずい。
紅くなって瞑想してたら、何を考えてたのかこの恋愛熟練者にはすぐにバレてしまう。
けど、日下部さんは、にまついた顔を整えるみたいに自分の頬を叩いて続けた。
「えっと、会議資料の最終チェックしたいから、ちょっと来て欲しいって所長が。」
・・・
「え?」
「え、じゃなくてですね・・・」
と、日下部さんは気まずげに眉を寄せた。
あ・・・
「あ、え、・・・や。」
顔がカッと紅くなるのを感じる。
日下部さんはごほんと咳払いして続けた。
「仕事場で私的なことはしないでくださいよね。」
「そっ!」
そんなことするわけないでしょ―と言い返す前に、日下部さんは、ふっと、微笑を浮かべて席へ戻る。
それを見送って、私はふうとため息をつき立ち上がった。
何故か、ドキドキしている自分を抑えつつ、大麦の待つ、第2会議室へ―。