最後の恋愛Ⅱ
けど、大麦は困ったように眉をしかめた。

「悪いね、日下部くん。実は次に取り掛かる仕事についての打ち合わせもかねてと思って。」

へ?

そんな話あったっけ?

メールではそういうのは届いていなかったような・・

「え、あ、そうなんですか?なるほどぉ、所長と森さんが一緒にランチなんてコンビ珍しすぎるなぁって思ったんですよね。ちぇ、じゃあ柊くんと行ってきま~す。」

「すまないね」

そう言って、こっちをちらりと見遣った。

んん?

ち、違う!

違うぞこれは

間違いなく、違う!

「じゃあ、行こうか。車出したいんだけどいいかな?」

「・・・」

ここで断るのも変だよね

まだ見られてるかもだしね

「はい、分かりました。」

仕方ない・・・。

しぶしぶ了承、だ。
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