指先に囚われて…
「そう言えば、美弦ちゃんはいくつ?」
『(大丈夫、落ち着かなきゃっ)そうですね…いくつに見えますか?』
「質問を質問で返してきたかぁ、そうだな…ん~…」
私が質問で返すと、真剣に考え込んだ夕さん。
『ふふっ、そんなに悩みますか?』
「いや、外したらなんか失礼かなって思ってさ。よし、じゃぁ…22歳!」
『え?そんなに老けて見えますか?まぁ、でもきっと当てられないと思いますよ?』
「ってことは、もしかしてまだ高校生…とか?」
恐る恐る私の顔色を窺うように聞いてくる感じがなんとも笑えてしまう。
『その、もしかしてです♪高校2年生です』