カッコイイ年下君との恋愛事情
あの、土砂降りだった雨の日
沙織先輩が帰ってきてくれたおかげで涙を我慢することができた
この思いが、秋くんにバレることもなかった。
それなのになんだか気まずくなっちゃって
そんな私の気持ちが反映されているかのように、秋くんともあれ以来会うことはない。
文化祭の準備でバタバタしてたからかな?
学校で会うことはなかった
「・・・はぁ」
折角話せるようになってたのに
また気まずくなっちゃうなんて・・・
これじゃあ、気持ちを我慢した意味がないよ
「あー重い重い。てか、そんなに悩んでばっかりいないでササっと『あんたのことだ!』って叫んでくればいいじゃない」
「なっ?!ゆかりん?!?!」
「そーだなー。落ち込んでる暇があったら行動あるのみだよなー」
「ちょ、誠哉まで?!!?」