自惚れ男子の取説書【完】
「あ、それか!すみません、後で連絡します」
「それかってなんだお前!それしかねぇだろ。めんどくせぇ、今言え」
「いや、シフト表家に置いたままで…手帳も今持ってないので分からなくて」
ははっと誤魔化すよう頭をさするけど、小田さんのご機嫌が斜めっていくのがよくわかる。
「お前は仕事の予定も把握してねぇのか、あぁ?」
「いえっ、ちゃんと勉強会とか…会議、は覚えてるんですよっ!でも早出とか、細かい所までは覚えて…」
しどろもどろになる私。小田さんの厳しい視線が最後まで言わせてくれない。