もう一つのダイヤモンド
ここまできたら、押し切るのみ。

「撮っていいですか?」

「まぁ、いいけど。」

と椅子に座って、こちらを向いたままの先生を、立ち上がって少し下がって、

「撮りまーす。」

カシャッ。



画像を確認すると、笑顔の先生が映っていて、うれしくなった。

よかった、もう思い残すことはない、というのは大げさだけど、そんな気持ちだった。
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