もう一つのダイヤモンド
会計を終えて外に出ると、まだ半分以上のスタッフが残っていた。

正直、私はこの雰囲気が苦手、帰りたいんだけど、タイミングが分からないし、じゃあ、お先にと帰れる度胸もない。

というわけで、薬局スタッフがいる輪にそっと近づく。たぶん、二次会に行く人と帰る人がいるはず。

二次会に行く人達が動いてくれたらと思っていると、タクシーが二台来た。

真美さんが、タクシーに近づき確認しているようだ。

「院長、タクシー着ましたよ。」

「あー、ありがとう。じゃあ、お疲れさま。」

「お疲れさまです。」

みんなの声がそろい、解散な雰囲気がする。
よかった。



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