もう一つのダイヤモンド
タクシーの温かさにほっとするものの、断固抗議をしなければ。
「ばれちゃいましたよね。」
「ああ。」
「というか、ばらしたよね。」
「ああ。」
「確信犯…」
「ああ。」
「名前で呼んだらアウトなのに!」
「まぁ、セーフっていうか…」
私の声は、恥ずかしくて怒っているけど、実はちょっとうれしくて、どんどん大きくなるのに、隼人さんはちょっと面白そうな顔をしながら、『ああ』しか言わないし。
「セーフじゃない!」
「セーフにしたかったというか…香江、囲まれてたからな。まぁ、牽制。」
「けんせい…」
「席、合コンみたいだっただろ。」
それって、気になったってこと?だけど、
「そんなことない!そんなの、隼人さんの方が囲まれてたよ。」
「酔ってる?」
「酔ってない!」
真美さんの家で酔っ払ってしまって、隼人さんに恥ずかしい電話をしたこと(しかも、全く記憶なし)を教訓に、お酒には気をつけていたはず。
「ばれちゃいましたよね。」
「ああ。」
「というか、ばらしたよね。」
「ああ。」
「確信犯…」
「ああ。」
「名前で呼んだらアウトなのに!」
「まぁ、セーフっていうか…」
私の声は、恥ずかしくて怒っているけど、実はちょっとうれしくて、どんどん大きくなるのに、隼人さんはちょっと面白そうな顔をしながら、『ああ』しか言わないし。
「セーフじゃない!」
「セーフにしたかったというか…香江、囲まれてたからな。まぁ、牽制。」
「けんせい…」
「席、合コンみたいだっただろ。」
それって、気になったってこと?だけど、
「そんなことない!そんなの、隼人さんの方が囲まれてたよ。」
「酔ってる?」
「酔ってない!」
真美さんの家で酔っ払ってしまって、隼人さんに恥ずかしい電話をしたこと(しかも、全く記憶なし)を教訓に、お酒には気をつけていたはず。