冷たい彼-初恋が終わるとき-



私を蝕むのは、淡いピンク。



甘い雰囲気を漂わせる恋人同士の彼等が脳内で鮮明に映し出され、私を苦しめた。



堰を切ったように泣き咽ぶ。



授業中で誰も居ないから、つい涙腺が緩んでしまったんだろう。



瞼を焼くように熱い涙が止まらない。



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