ご近所さん的恋事情
「本当にいいのに…」
「まだ言うの?」
外に出ても否定的な瑠璃子に渉は笑う。
「瑠璃子さん、どっちに行くの?」
瑠璃子は左方向を指差す。
「あはは、やっぱり同じじゃん。俺の通り道なんだから、気にしないで。それとも一緒に歩くのはイヤ?」
イヤだと言われたら、強引に歩くことは出来ない。でも、イヤだと言われたら、へこみそうだ。渉は瑠璃子の顔色を窺う。
酔っているのかいないのか判断が難しい瑠璃子の顔色は全く変わってない。表情がどう変化するのか注意深く見るしかない。
「ううん、イヤじゃないよ。ただわざわざ送ってもらうのは悪いと思っただけで…同じ方向なら一緒に行こう。渉くんちはどのくらい?」
表情は変わらなかったけど、イヤだと言われなかったことに渉の心は弾んだ。しかし、ポーカーフェイスで対応したい。嬉しさは顔に出さない。
「うちは7、8分くらい」
「まだ言うの?」
外に出ても否定的な瑠璃子に渉は笑う。
「瑠璃子さん、どっちに行くの?」
瑠璃子は左方向を指差す。
「あはは、やっぱり同じじゃん。俺の通り道なんだから、気にしないで。それとも一緒に歩くのはイヤ?」
イヤだと言われたら、強引に歩くことは出来ない。でも、イヤだと言われたら、へこみそうだ。渉は瑠璃子の顔色を窺う。
酔っているのかいないのか判断が難しい瑠璃子の顔色は全く変わってない。表情がどう変化するのか注意深く見るしかない。
「ううん、イヤじゃないよ。ただわざわざ送ってもらうのは悪いと思っただけで…同じ方向なら一緒に行こう。渉くんちはどのくらい?」
表情は変わらなかったけど、イヤだと言われなかったことに渉の心は弾んだ。しかし、ポーカーフェイスで対応したい。嬉しさは顔に出さない。
「うちは7、8分くらい」