ご近所さん的恋事情
涼しい顔で答える。
瑠璃子が隣に並んだので、渉はゆっくりと歩みを進める。歩いて5分はすぐに着いてしまう。だから、出来るだけゆっくりと歩いて行こう。
角を曲がると瑠璃子の住む15階建てのマンションが見えてきた。周囲の建物よりも高く存在感がある。
「あそこのマンションなの」
ここまで来るともう目と鼻の先の距離になっていた。渉は足止めをする方法を咄嗟に考えるが、思い付かない。今夜は考えることが多いが、どれも結論が出ない。
連絡先を聞く?また会えるだろうか?
「ありがとう。明日のお仕事、頑張ってね」
何も話すことが出来ないまま、マンションに着いてしまう。しかも、渉の家でさえもすぐそこだ。
「瑠璃子さん、ここにどのくらい住んでるの?」
こんな近くなら今まですれ違うことだってあったかもしれない。瑠璃子はそびえ立つマンションを見上げる。瑠璃子の部屋は7階だ。
「先月からなの」
「最近だね。あれ?ここって、賃貸だっけ?」
瑠璃子が隣に並んだので、渉はゆっくりと歩みを進める。歩いて5分はすぐに着いてしまう。だから、出来るだけゆっくりと歩いて行こう。
角を曲がると瑠璃子の住む15階建てのマンションが見えてきた。周囲の建物よりも高く存在感がある。
「あそこのマンションなの」
ここまで来るともう目と鼻の先の距離になっていた。渉は足止めをする方法を咄嗟に考えるが、思い付かない。今夜は考えることが多いが、どれも結論が出ない。
連絡先を聞く?また会えるだろうか?
「ありがとう。明日のお仕事、頑張ってね」
何も話すことが出来ないまま、マンションに着いてしまう。しかも、渉の家でさえもすぐそこだ。
「瑠璃子さん、ここにどのくらい住んでるの?」
こんな近くなら今まですれ違うことだってあったかもしれない。瑠璃子はそびえ立つマンションを見上げる。瑠璃子の部屋は7階だ。
「先月からなの」
「最近だね。あれ?ここって、賃貸だっけ?」