狂犬の手懐け方

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犬塚は篠原と服を着替えに行った。
俺も保健室の鍵を閉めて自分の教室に戻る。

幸せだし、嬉しい。
犬塚が俺とのことを考えてくれていたから。

そこに恋愛感情はないのだろうけど、それでも嬉しい。


にやける頬を軽く叩く。
それでもいつも通りの表情を浮かべることはできない。

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