『僕の思い、君の願い』
 

 僕の価値


 僕が生きる価値



 僕が純真無垢なまま大人になれていたなら
純真無垢な君と対等に在れたのかな?



 僕はいつの間にか汚れてしまって
けれども、それではあまりに生きづらいから

誰にも気付かれないように、深く深く、無意識の中の、淵の淵に上手に隠したつもりでいたのに


 君には全部、見透かされてしまう。



 汚れた僕の



 僕の――…





 孤独







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