『僕の思い、君の願い』
「思い」ってね、
どうやら複雑にすればする程に
君にきちんと伝わらないみたいなんだ。
それって実は大変な事で
怖いだとか、照れ臭いだとか言っている
場合じゃないんだって
僕はやっと、気付いたんだ。
僕は君に約束するから
だから君も、
どうか思いを言葉にしてくれないかい?
僕は君が思うより、鈍感な男なんだ。
君のどんな言葉でも、
僕は全部受け止めてみせるから。
約束しよう。
きっとだよ?
きっとだよ?
― 6th Story 僕たちの約束 ―
『僕の思い、君の願い』〜終〜