続・生意気毒舌年下男子







二瑚はあたしに背を向けたまま、大人しくしている。

声をかけても、起きようとしない。

机の上に置かれたナポリタンが、湯気をなくしていく。




二瑚、ナポリタン嫌いなのかな?

あたしは大好きだけど。

食わず嫌いは行けないぞ~。

なんちゃって。





あたしは仕方なく、ナポリタンを食べ始める。

夕ご飯は少なめにしてもらおうっと。




そうだ。

あたしは食べ終えたナポリタンのお皿を持ち、部屋を出た。

出る寸前に二瑚を見たけど、身動き1つしなかった。




そういえば、二瑚どうしたんだろう?

熱はないみたいだから、風邪ではないと思うけど。

そんなことを思いながら、あたしはお母さんのファイルを漁った。




中から取り出したのは、マンション内の緊急連絡網。

使っているのを見たことないけどね。

あたしはそこから、早乙女を探す。




受話器を持ち、電話をかけ始める。

暫くコール音が鳴った後、女の声がした。






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