俺のカノジョ
"ありがとう"

それしか私はいえなかった。


ゆっくりでいいから、と待っていてくれる

その安心感が

私にとっては初めてのものだったから。


「ありがとう……。」


私がそう呟くと、隣で小林君は

俺の方こそ、と笑ってくれた。


[響side.end]
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