運び屋の受難


上品な雰囲気の、お高いステーキ屋。
大阪の夜景を見下ろせるこの店を、ずっと前翠さんに教えてもらった。

口に入れた瞬間溶けるような肉を食べながら、無意識に頬を緩ませる。

「美味しい?」

私はトオルさんの質問に何度も頷いた。

< 155 / 215 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop