もしも私がーcasket in cremtion。

「エヘヘ、ごめん、圭子ちゃん。病院でエリスの話聞いてさ、初めはエリックに知らせようってだけだったんだけど、エリックから連絡が来て、前から立ててた計画を実行しようって決まったんだよ。」

「だから幟呉だけ新幹線に乗るまで、ちょくちょくいなくなってたり、三人でヒソヒソ話してたのね。」

 私が呆れて納得すると、幟呉がイラついた様子で

「おい。時間が無いぞ。」と睨む。

「時間? そういえば、計画ってなんなの?」

 私がそう質問すると、一同は顔を見合わせ、その中を代表してか、永璃が私の耳元で作戦の説明と、それに必要なある物を言った。

「バッ!」

 その言葉に驚いた私は、思わずその〝ある物〟の名前を叫びそうになったけど皆に口を塞がれて、何とか事無きを得た、がおかげで私は窒息しそうになったんだけど、それは言うまでも無いと思う。

「圭子、カメラあるって言わなかったかな?」

 エリックの顔は笑顔だが、明らかに怒っているであろう、笑顔だった。
 怒りマークが見えそうだ。
 私は素直にごめんなさい。と謝った。

「でも、それなら、計画立ててたとか言って良いの?」

「まあ、あれくらいの声なら、大丈夫だろ。」

 永璃がにこっと笑った。

「海は、全てが済んだら、家族に会わせてあげよう。行こう圭子。」

「うん。」

「アンタら、何するつもりなん?」

 そんな菊之ちゃんの不安気な質問を無視し、私達は部屋を後にした。

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