sunflower



「バーカ。心配すんなよっ!
 俺は元々才能というものがねーし・・・。
 俺なんかより春ちゃんがバスケできないのが
 よっぽど悲しいわい。」

そう言って春の髪をくしゃくしゃにする和。

「だって俺のせいでバスケできなくなるのは
 やっぱり嫌だ・・・!!」

和の表情が、変わった。

さっきまでの笑顔じゃなくて、冷たい表情。

「俺は今の春ちゃんは嫌いだ。
 そんな顔すんなら俺のトコに来んな。」


和はそう言って、私達に背を向けた。


「春。だから言ったろ?
 お前はお前らしくバカみたいに
 笑ってりゃいいんだよ。」

大輔さんにそう言われた春は、病室を出て行った。

私は春の後を追った。


春を一人にしちゃ、まずい。

春まで事故にあっちゃ困る。




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