幼いぼくら


可哀想…なのかな?

「じゃ、電話しろよ!うちがあんたに電話するまでに相崎に電話してなかったらうちが相崎に電話するから!」

そういって、改札を出て行った。

あいつ…

あたしは絶対相崎電話しないし!

かりん…あれ嘘だよね?

…そうだ、嘘だ。

嘘だって信じよう。

それが一番だ。

あたしは速歩きでかりんと反対側の改札をでた。

あ、雨だ…

さっきまで雨なんか降ってなかったのに…

あたし、運悪すぎ…

このままずっと雨が止むまで待ってるわけにはいかないから、あたしは自転車置き場まで走った。


< 35 / 36 >

この作品をシェア

pagetop